男性着物を着たい女性は意外と多い?呉服店の店員さんに聞いてみた

①「気になったら、聞きに行くオバサン」

前回の記事で、
私は男性着物に憧れたものの、

「簡単そうに見えて、実は全然簡単じゃない」

ということを知りました。

それでも、どうしても気になるー。
すると私の中の好奇心オバサンが言いました。

「ネットで調べても分からん。聞きに行けばいいやん。」

というわけで今回も、
行きつけの呉服店へダーッシュ!

※完全に常連化しております😂


②女性で男性着物を着たい人っています?

残念ながら、ブッブー店長さんはいませんでしたが、
馴染みの店員さんがいらっしゃる。
(一緒に浴衣男子のデビューを飾った方♪)

彼氏・息子に浴衣を着せたい人へ|見知らぬオバサン2人が男性の浴衣デビューを全力サポートした話

そこでさっそく、質問開始!

私:
男性着物を着たいっていう女性のお客さんっています?

店員さん:
結構いますよ😊
実際、私のお客さんにも何人も。

やっぱりいるんだ!
これはいい情報ゲットできそう♪

そこから店員さん、
自分のお客様のお話をしてくださいました。


③実際に男性着物を仕立てた女性もいる

店員さん:
私のお客さんで、いつも男性着物を仕立てる女性がいるんです。

私:
わー!その方どんな感じ?

店員さん:
すっごいカッコいい💛
着こなし方も上手で、タカラジェンヌの男役みたい。
もう、惚れちゃいそう💛

私:
うわぁ、それ見てみたい!

店員さんは続けます。

店員さん:
でもね、やっぱり大変ですよ。
特に「胸」
ギュッとつぶさないといけないから。

女性が男性着物を自然に着るには、
胸をできるだけ平らにしなくてはなりません。

私:
でも、それは女性の着物でも同じじゃない?
和装ブラで補正したりするし。
(垂れ乳になるので和装ブラが苦手な私)

店員さん:
ノンノン!それじゃ足りないの!
和装ブラは胸をなだらかにするのが目的だから。
さらしとかをギューッと強く巻いて、
できるだけ強くつぶさないと。

私:
ひいい!つぶす、て!😱

店員さん:
それでなければ、
本格的な「着物用胸つぶしブラ」を使ってもらう。

私:
ひいい!拷問や!!😱
(ネーミングが恐ろしすぎる!)

さらに、お腹。
男性らしい体型に近づけるため、
タオルを巻いて厚みを出すそうです。
そういえば、店長さんがお腹を出すために
反り腰になって腰痛めるって言ってたな。

店長さんも反り腰になって頑張ってます!男性着物(浴衣)の着こなし記事はこちらから👇
男性用浴衣、調べてみたら簡単じゃなかった話

店員さん:
これかなり大変なんですよ。
表に見えないように上手に巻かないといけないし。
細い人だと何枚も巻くから、もう、
タオル人間」😂

私:
「タオル人間!!」😂😂

簡単そうに見えた裏には
ものすごい努力が隠れていました。


④プロが教える「ここだけは気をつけて」

ここで私は、一番気になっていたことを聞いてみました。

「男性着物を選ぶ時に
一番気をつけなきゃいけないことは何ですか?」

店員さん:
やっぱり丈ですね。
おはしょりで調整できない分、
身丈はきっちりとしたものを選ばないと、
一気に不格好になっちゃう。

私:
身幅は?
ここも大きいと、ぶかぶかでもたついちゃうんじゃ?

店員さん:
たしかに既製品だともたつきやすいかも。
そういう場合はSサイズとか、小さいサイズを選ぶとかなり解消されますよ。
ただ、自分の身体にピッタリ合うことを考えたら、
やっぱり仕立てる方が確実ですね。

私:
こんなにガタイよくても身幅あまるのぉ~?

店員さん:
ガタイよくても~笑!

さらに、男性着物は前が開きやすいという点は

店員さん:
コーリンベルト」でしっかり留めれば崩れにくいですよ。
あと、店長とか男性は「合わせ止め」をよく使ってるみたい。
衿のズレを防いでくれる小物ね。


これがその「合わせ止め」
いつか使い方を教わってみよう!


なるほど~。
ネットで読むより、
プロから聞くとすごく分かりやすい!

話を聞きながら、思わず何度も頷いてしまいました。


⑤花柄ピンクでも男性着物になる!?

そして最後に、
店員さんが笑いながら、
あるお客様の話をしてくれました。

その方は落語をやっているらしく、
いつも男性用の着物を仕立てるのだとか。

店員さん:
でもね、どんな生地でも男物にしちゃうの。
花柄でも、ピンク色でも!

私:
明らかに「女性向けにデザインされた」ってやつでも?

店員さん:
そうそう笑。
本人はいたって満足そうだからいいんだけど、
見てる方は、ちょっと違和感アリアリで…。

私:
似合ってました?

店員さん:
好みは人それぞれですから。
ご想像にお任せします😊

ただね、ユニセックスとよく言われるけれど、
性別や体形で「合う・合わない」はやっぱりありますよ。
でも、それを踏まえた上で楽しむのは個人の自由!
…と思ってます。

ーーホントだね。
着物は誰かのためじゃなく、
自分が楽しむものですから😊


⑥まとめ:着たい気持ちが一番の原動力

いやー、親切な店員さんのおかげで
いろんなことが分かりました。
いつもありがとう、感謝✨

そして男性着物を女性が着ることは、
難しいこともたくさんあるけど、
決して不可能ではないことも分かりました。

「着てみたい」という気持ちはちゃんと叶えられて。
そのために相談に乗ってくれる人がいる。
プロって、本当に心強いですね😊

私はもう少し女性用着物で修行してから、
いつかチャレンジしてみようと思います。

ーータオル人間には
今でもならなくてすみますけどね!😂


男性浴衣を着ようとして、その大変さにあきらめかけた記事はこちらから👇
男性用浴衣、調べてみたら簡単じゃなかった話

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