七五三、子供の着物でお参りする前に知っておきたい注意点

①七五三の晴れ姿、楽しみだけど……

七五三といえば、子どもたちの晴れ姿。
普段とは違う着物や袴を身にまとった我が子を見ると、
「大きくなったなあ……」
なんて、ちょっと感動してしまいますよね😭

写真もたくさん撮りたいし、神社にもお参りしたい。
そのあとは家族で食事をしたり、祖父母と一緒にお祝いしたり。

せっかくの一日ですから、できるだけ楽しく過ごしたいものです。

でも、実際問題
子どもが着物で一日過ごすって、実はなかなか大変です。

慣れない着物や草履で動きにくい。
疲れて歩きたがらない。
暑い。そして何より…
「トイレ、どうするの?」問題😂

そこで今回は、七五三で子どもに着物や袴を着せるときに、事前に知っておきたいポイントをまとめてみました。

ちょっとした準備をしておくだけで、
当日の「どうしよう!」をかなり減らせますよ♪


②草履で一日中歩かせない

まず気をつけたいのが、草履問題
慣れない履物で神社の境内を歩き、さらに写真撮影をして、お参りをして、となると、子どもはかなり疲れます。
特に神社は、境内が広かったりして、最後まで歩き通すのはハード。

「せっかくの七五三だから、最後まで草履で!」と頑張らせるより、
移動中は運動靴、写真撮影やお参りのときだけ草履
という方法も検討してみてください。

もちろん、神社や写真館など、場所によって履物についてのルールがある場合は、それに従ってくださいね。

そして、草履を履くなら、
「当日いきなり」ではなく、事前に少し履かせて慣らしておく。
これも大切。

子どもにとっては、動きやすいのが一番大切ですから。
動けりゃだいたいご機嫌でいてくれます笑。


③境内では「汚れ」と「着崩れ」に注意

神社の境内では、砂埃や泥などにも注意が必要です。
子どもって、着物を着ていても、
普通にしゃがむ。
普通に走る。
普通に石とか虫とか見るためにかがむ
😂
そこで大人が「裾!裾!」と叫ぶ羽目になることも。

着物を着ているからといって、急に大人しくなるわけではないモンスター。
できるだけ歩きやすい場所を選び、階段や砂利道などでは大人がサポートしてあげましょう。

そして、写真撮影などで長時間同じ姿勢を取らせる場合も、子どもが疲れていないか様子を見てあげること。

「今日は主役だから頑張って!」
ではなく、
「今日は主役だから、無理させない」
くらいの気持ちでいたほうが、親子ともに楽しく過ごせると思います♪


④七五三の「トイレ、どうする?」問題

そして、私が個人的に一番お伝えしたいのがこちら。
着物でのトイレ問題です。
これは事前に知っておくと、本当に安心。

まず大前提として、
お参りの前にトイレを済ませておきましょう。
着付けの前後、出発前など、できるタイミングで一度行っておく。

そして神社に着いたら、
「トイレはどこ?」
を先に確認しておくと安心です。

子どもというものは、「さっき行ったから大丈夫!」と思った5分後に、
「おしっこー!」
と言い出したりしますからね😂


着物の裾をまとめられるものを持っていく

着物でトイレに行くときに困るのが、もちろん
そのまま下ろしていると、便器に触れたり、床についてしまったりする可能性があります。

そこで、トイレに入ったら、
着物の裾を前側にまとめて、帯のあたりまで持ち上げる。
そのために、

  • 着物クリップ(できれば2個以上)
  • 腰紐など、裾をまとめられるもの

を用意しておくと安心です。
私は着物クリップの他に、帽子クリップ(紐付き)を持参しました。
これが、けっこう使い勝手が良かった!
皆さんもよかったら試してみてください。

クリップを使う時は、繊細な刺繍や生地を傷めないよう、強く挟まないこと
そして、トイレから出る前には、
裾がきちんと元に戻っているか、汚れていないかを確認。
ここは大人がチェックしてあげると安心です。


着物クリップがあれば、トイレの際も裾をサッとまとめられて安心。
1つ持っておくと、色んな場面で活躍します。


女の子の着物は、重ね着も意識する

女の子の場合、着物の下に長襦袢などを重ねていることがあります。
トイレでは、それぞれをバラバラに扱うより、
着物や長襦袢などの裾をまとめて、一緒に持ち上げる
ほうが扱いやすいでしょう。

ただし、七五三は3歳と7歳では着るものや仕立て方も違います。
なので、着付けをお願いする場合は、
「トイレのときはどうすればいいですか?」
と、あらかじめ着付けの方に確認しておくのがおすすめです。

⭐筆者のつぶやき
トイレの個室は床がけっこう汚れています。
そこで裾を捲ると、床に着物や襦袢がつく恐れがあるので、できれば個室に入る前に、クリップや紐でまとめてあげる方が、自分としては安心かな。
大人がそれをやっちゃうと放送事故ですが、子どものうちならなんとかセーフ😂
周りの目が気になるときは、周囲を大人が囲んで隠してあげて。
…まあ、これはひとりごとです笑。
その時の状況で臨機応変に対応しましょう(投げた!)


男の子は袴。こちらもトイレ対策を忘れずに

そして、忘れてはいけないのが男の子の袴
これけっこう面倒です。

袴にもちゃんとあるトイレ問題。
袴も普段の洋服とは違って動きにくく、裾の扱いにも注意が必要です。

トイレに入るときは、袴や着物の裾が床につかないようにまとめること。
これは女の子と同じですが、袴の着付け方や種類によって、トイレの時の扱いが異なります。

お子さま用の袴は、主に2種類。

  • 馬乗り袴(うまのりばかま)
  • 行灯袴(あんどんばかま)

馬乗り袴は股が分かれているため、行灯袴よりもトイレでの扱いが複雑で面倒。

一方、行灯袴はスカートのような筒状の作りで、股が付いていない。
そのため、トイレの時にはまくり上げるだけで簡単です。

ですので、個人的には行灯袴を選ぶのが無難かなーとも思っています。

どちらを選ぶにしても、着付けをしてもらう際には実際の袴を使って
「トイレではどう扱えばいいですか?」
と確認しておきましょう。

できれば洋式トイレを選ぶ

そしてトイレそのものも、できれば洋式を。
着物や袴を着た状態で和式トイレを使うのは、子どもならずとも大人にとってもかなり大変😅
したことないですよ、私も。

神社や食事場所など、当日立ち寄る場所のトイレを事前に確認しておくと安心。
最近ではかなり整備されていますが、それでも中には
「あっちゃー!和式オンリーかよ!」
ってところもありますし。

七五三シーズンの神社は、同じようにお参りに来たご家族で混雑しがち。
そういう場合は、早めにトイレへ連れて行くのもポイントです。

そこまで準備しといても、トイレに行った5分後に
「おしっこー!」
は、あるあるですがね…😭


⑤「もしもの汚れ」に備えておく

そして、バッグの中には、小さなタオルやハンカチを入れておくと安心です。

食事をこぼした。
飲み物をこぼした。
裾が少し汚れた。

そんな「もしも」のときに、すぐ対応できます。

ただし、着物に汚れがついたからといって、ゴシゴシこするのはNG。
まずは乾いた布などで、そっと押さえる程度にしておきましょう。
素材や汚れの種類によっては、無理に処置せず、専門店などに相談したほうが安全です。
レンタルの場合はあまり気にせずともOKですが、それでも大きな汚れは付けない方がベスト。


そして、もちろん、食事のときにはエプロンも大活躍。
以前、私は着物の袖に料理を食べさせるという、なかなかの無謀行為をやらかしておりますので😂

「袖が料理を食べた」等、勇気あるやらかし記録はこちら(笑)👇
焼肉屋の紙エプロンをつけて先生に怒られた話【着物ランチの汚れ防止術】

七五三ではぜひ、私の失敗を教訓にしてください😂

子供用の着物専用エプロンはなかなか見つからず…。
大きめサイズで、使い捨ての不織布エプロンなら、リーズナブルで食事の時も安心です。


⑥水分補給も忘れずに

七五三の時期は秋とはいえ、日によってはまだ暑いことがあります。
着物や袴は、普段の服装よりも動きにくく、子どもは体温調節も大人ほど得意ではありません。

そこで、水分補給はこまめに。
飲み物は、できればこぼれにくい、ストロー付きの水筒などを用意しておくと安心です。

そして、「喉が渇いたと言わないから大丈夫」ではなく、
大人から声をかけて、休憩させてあげる。
これも大切。

お参り、写真撮影、食事…と予定を詰め込みすぎず、子どもの様子を見ながら休憩を挟みましょう。

せっかくの七五三です。
親が予定をこなす一日ではなく、子どもが笑顔で過ごせる一日
にしてあげたいですよね♪


⑦持っていくと安心なものリスト

最後に、私ならこんなものをバッグに入れておきます。

七五三・着物のお出かけ安心セット

  • 着物クリップ(2個以上)
  • 腰紐など、裾をまとめられるもの(紐付きクリップでもOK)
  • ハンカチ・タオル
  • 飲み物(ストロー付きの水筒など)
  • 汚れたものを入れる袋
  • 予備の履物(サンダル・運動靴など履きなれたもの)
  • 必要に応じてエプロン(袖付きだとより安心)
  • 子どもの着替え

全部必要とは限りませんが、
「持っていてよかった!」
となるものが一つでもあれば安心です。


⑧まとめ

七五三の着物姿は、本当にかわいいもの。
だからこそ、当日は写真を撮ったり、お参りをしたり、家族みんなでお祝いしたり。
できるだけ楽しい思い出にしたいですよね。

そのためには、
草履で無理をさせない。
着崩れや汚れに備える。
トイレの方法を事前に確認しておく。
水分補給と休憩を忘れない。

事前に少し準備しておけば、親御さんも慌てずに済みます。

そして何より、
子どもに無理をさせすぎないこと。

着物を完璧な状態で一日過ごすことより、
「楽しかった!」
と笑って帰れることのほうが、ずっと大切。

そして、もしちょっとくらい着崩れたり、裾を汚したりしても、
それもきっと、後からいい思い出になりますよ🤭

当日が、親子にとって素敵な一日になりますように♪


なお、親も着物で参加する場合は、また別の注意点があります
…親まで着物だと、さらに難易度が上がりますからね😂
そちらについては、また別の記事で!

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