着物の汗染みは100円で防ぐ!「あせ脇パット」の賢い仕込み術と注意点
気温が高い日が続きますね。
この分だと、夏の暑さが襲ってくるのも早いかも。
夏と言えば、着物の天敵なのが汗!
「夏でも着物を楽しみたいけれど、汗染みが怖くて…」
「正絹の着物は洗えないから、脇汗をかいたらクリーニング代が怖い!」
そんな時の強い味方になってくれるのが「あせ脇パット」
しかも100均で簡単に作れちゃう!
今回は、以前ご紹介した「夏の防暑装備3選」と合わせて使いたい、物理的に着物を守るための「100均パット活用術」をご紹介していきます。
1. なぜ「100均」のパットが着物ライフに最適なの?
汗取りパットはドラッグストアなどにも売っていますが、私はあえて100均(ダイソーやセリア)のものをおすすめします。
- 理由その1:使い捨ての潔さ
夏の着物お出かけは、1回でパットがたっぷり汗を吸います。
100円なら、帰宅してすぐにポイっと捨てられるので、衛生的かつ経済的です。 - 理由その2:薄さがちょうどいい
100均のパットは比較的薄手のものが多いのですが、これが着物のインナーには最適。
あまり厚手だと脇の下がゴロゴロして、着姿に響いてしまうからです。
2. 【重要】着物を傷めないための「貼り方」ルール
ここが一番のポイント!
間違えると大切な着物を台無しにしてしまうので、以下のルールを必ず守ってくださいね。
【鉄則】パットは「肌着(インナー)」に貼る!
絶対に、着物や長襦袢に直接貼ってはいけません。
パットの粘着剤が正絹の生地に残ってしまうと、プロでも落とすのが難しいシミやベタつきの原因になります。必ず、「洗えるインナー」側(エアリズムなど)に貼りましょう。
「少し前寄り」がベストポジション
着物は洋服と違い、脇の部分が大きく開いています(身八つ口)
一般的な肌襦袢も大きく脇が開いているので、 真横に貼るよりも、少しだけ前身頃(胸側)に寄せて貼るのがコツ。
こうすることで、腕を動かした時もしっかり汗をキャッチし、かつ身八つ口からパットがチラ見えするのを防げます。

着物を着る度に何度も汗取りパットを付け替えるのは面倒!
と言う方は、汗取りパット付きのインナーがおすすめ。
サラリとした着心地と、冬場に汗をかくような時でも安心です。
3. 剥がれ・ゴロゴロを防ぐ「ひと工夫」
「動いているうちにパットが中で丸まってしまった……」という悲劇を防ぐために。
- サージカルテープで補強
もしインナーの素材(テロテロしたものなど)と相性が悪く、粘着力が不安な時は、端っこだけ100均の「医療用サージカルテープ」で止めてみてください。
これだけで安定感が変わります。 - 「剥がす時」も丁寧に
帰宅後、疲れ果てていてもパットを乱暴に剥がすのは厳禁。
インナーの生地を傷めないよう、ゆっくりと剥がしましょう。
まとめ:100円の備えが、数千円のクリーニング代を救う
お気に入りのリサイクル着物やアンティーク着物は、一度汗染みができると元に戻すのが大変です。
「暑さそのものを和らげる工夫」は【こちらの記事】で解説していますが、今回のパット術と併用すれば、まさに鉄壁の布陣!
100均グッズを賢く味方につけて、今年の夏はもっと自由に着物でお出かけしませんか?

